大阪府 女性 S・S 様
毎年、母の誕生日祝いにこのわたを送らせていただいています。
母もとても楽しみにしていまして、今年も利用させていただきました。
ところが、母曰く「いつもより辛い」とのことでした。
このわたは塩加減がとても大切で、得てして辛いこのわたが多い中、
御社が取り扱っておられるこのわたは塩加減が絶妙で、そのためこちらをいつも利用させていただいていました。
例年よりも塩辛いことの理由等は何かあるのでしょうか。
毎年食べている者としては、やはり味が安定していることが重要ですのでよろしくお願いします。
おいしい店の 松本 です。
申し訳ございません。
このわたは、新の時の塩加減は浅めに(香り重視) 、夏過ぎからは熟成・保存を考え、少し強め(味重視) に当てるようにしております。
その為、3月頃は甘塩で冬にはそれより塩が少し多くなりますが、数値で現れるような100グラムに対して何グラム増やすというようなものではなく、食材と気候や温度を考え、職人の長年のカンに頼る微妙なものでございます。
ここ三年の間、同じ時期にご購入いただいておりますので、季節による塩の当て方は同じ商品を送らせていただいていますのでですので、もしかすると、考えられるのは出来上がりをすぐに冷凍保存するため、まだ塩がコノワタになじんでいないのではないか。(冷凍するまでの時間が早すぎた) と、思われます。
同じことが、手作りのイカの塩辛が出来立ては塩辛く感じますが、翌日以降にはなじんでくるのと同じです。
もしよければ、今一度、お母様にお召し上がりいただければ、数日前よりも塩がなじんで、まろよかになっているのではないかと考えられます。
賞味期限と相反するようですが、昔より熟成されたコノワタに「星(白い点々)が出たほうが美味しい」と言われている理由でもございます。
今一度お試しいただければ幸いでございます。
いずれにいたしましても、せっかくのお母様へのプレゼントの気持ちを踏みにじったような感じになり、深くお詫び申し上げます。