山菜取りの名人 「のぶチャン、ヒマそうだね。」
「店がヒマなら山菜でも採りに行こうか?」
のぶチャン 「ワラビでも採れるの?」
山菜名人 「ワラビは早いけど、野ぜりならあるぜ!」
のぶチャン 「おひたしにするとうまいよネ。 」
「胡麻和えもうまいネ。」
山菜名人 「昨日、天麩羅にしたらおいしくてネ。」
「お客さんに出さないで全部自分の家で食べたョ。」
(名人は、市内で割烹店を経営しているのです。)
のぶチャン 「うん、うん、 (妙な納得の仕方)」
「ゴク!(ノドの鳴る音)」
「でも、遠い所までは行けないヨ」
山菜名人 「俺だって仕事だから、すぐ近くや。」
「夕日寺。」
のぶチャン 「という事は、往復で30分だから、
何時間ぐらい?」
山菜名人 「4時前に自分の店へ来れば、帰ってきて、
5時の店のオープンには間に合うナ~。」
のぶチャン 「いいね~。 じゃ、
3時半に名人の店に集合!」
山菜名人 「OK!」
てな訳で、「野ぜり採り」が始まりました。
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