夏の風物詩「イナダ」
2004年 6月10日 名古屋市 Y・H様 男性
ヤフーのサイトを拝見し、初めてメールをいたします。
夏の風物詩「イナダ」、実に懐かしい響きの中に、あのイナダの味が想い出されます。
父母が共に北陸は富山の出身にて、幼い時より北陸の味で育って来ました。
名古屋で育ったのに、赤味噌は口に合わず、例の味噌カツなどは何とも肌に合いません。
さて、イナダですが毎年夏になると父の実家からよく届いたものです。
出刃にて削り、ちょっと酢につけて食す、塩辛さの中に何ともいえないブリの風味が漂い、北陸ならではの素晴らしい味覚ですね。
そんなイナダも父が亡くなり、口にすることなくもう10年近くが経ってしまいました。
貴兄のイナダへの思い入れ、読むほどに嬉しくなりこうしてメールいたしました。
出来れば一本購入いたしたいのですが、既に予約が多いようでなかなか難しいようですね。
出来ますれば、どこか購入出来るところを紹介していただけませんか。
宜しくお願いいたします。
Y・H様 こんにちわ
赤味噌を使った料理は、どちらかといえば、メリハリのはっきりした味なので、微妙な味の濃淡を好む人や素材本来の味を楽しむ人にはむいていない料理だと思います。
>ブリの風味が漂い、北陸ならではの素晴らしい味覚ですね。
そうですね。口の中に入れれば潮騒の香りと力強い鰤の味がします。
これは余分な脂を落としたアスリート(笑)の鰤だから出る嫌味のない味なんでしょうネ。
まったく偶然ではありますが、昨日メールをいただいてから、イナダの干し上がり具合を見てきました。じょうじようの出来上がりで天気さえよければ、後4・5日で出来上がりそうです。
例年ネットでの問い合わせも多く、今年はネットでの販売も始めようかと準備しているところです。
完全にイナダが出来上がるまで上乗せ分のきちっとした数字は出ないのですが、料理屋さんの予約分プラス10本は確保できています。
ただ、業務用ですので、片身一本が、22000円(大きさはHPで見てください。)
化粧箱はありませんので、ギフトには向いていません。
もし宜しければ、ご連絡をいただければ幸いです。
松本様 イナダ届きました。
最初のひと削りを親父とお袋の写真の前に供えました。
さすがに脂の落ちた天然のブリからの一品、美味です。
昔の味を懐かしみながら、よく削らされたなぁ、と削ったはなから口に運んでしまいます。
塩加減も絶品です。まさに夏の味ですね。
ありがとうございました
私どもの取り扱っている商品がY・H様にとって特別な思い出の商品だったんですネ。
しかもY・H様の記憶を思い起こす思い出の味として期待に応えられた。
なんて商売人の冥利に尽きます。こちらこそありがとうございました。
(o*。_。)oペコッ
私も二年前に親父に亡くなられました。
まったく前兆もなく急にいってしまい、いまでも後ろから声が聞こえても不自然じゃないそんな感じです。
ですから、なんとなくY・H様の気持ちが嬉しく感じます。
写真のご両親が微笑んでくれているようで。
これは身びいきです
d(^-^)ネ!きっと。
でも、イナダなんてマニアックで分かる人だけにしか分からない商品です。
本物を分かる方に買っていただけて最高でした。
ありがとうございました。