春爛漫・桜ロマン、金沢は街中・エンターティーメント!
|
|
|
金沢のそこかしこで、子供達の歓声が聞こえてくる
|
平安時代に花見のルーツがある。
『日本後紀』に、嵯峨天皇が神泉苑で桜を眺めたのが「花の宴」のはじまりとある。
貴族や武家などの限られた階級の行事だった花見。それがにぎやかな宴会になっていったのは、
豊臣秀吉が吉野山や醍醐で開いた花見以来だとか。歌舞などの芸事もまじえ、華美をつくしたと伝わる。
庶民に広がったのは江戸時代からで、「長屋の花見」という落語でも明らかのように、
貧乏長屋の住民でさえ三味線や鼓を奏で、小唄をうたい酒を酌み交わす光景がみられたというから、
現在の花見の風景は、当時から変わらぬものだったようだ。
金沢では、花見時期には花のあるところ、家族づれ・恋人たちでいっぱいである。