美味しん坊通信 | トクトク大事点 | 近江町限定版

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◇金沢・桜まち

「さくら日記」で使った桜の木の標準木 奥に見えるのが卯辰山に掛かる天神橋

金沢ギャラリー春
「桜まち・金沢」


冬のあいだ雪に覆われていた金沢は
「春まち、恋まち、桜まち」
春を待つ心で、浮き立っています。

卯辰山に桜でできた橋が掛かる
出番を待つ「ツボミ」 散ってしまうからこそ美しい
「さくら日記」は、コチラ   「桜物語・15選」は、コチラ
 

春爛漫・桜ロマン、金沢は街中・エンターティーメント!

桜の花びらに姿を変えた妖精が舞い落ちる
親子で犀川・河川敷デビュー 今日の幼稚園の遠足?
金沢のそこかしこで、子供達の歓声が聞こえてくる

平安時代に花見のルーツがある。
『日本後紀』に、嵯峨天皇が神泉苑で桜を眺めたのが「花の宴」のはじまりとある。
貴族や武家などの限られた階級の行事だった花見。それがにぎやかな宴会になっていったのは、
豊臣秀吉が吉野山や醍醐で開いた花見以来だとか。歌舞などの芸事もまじえ、華美をつくしたと伝わる。
 庶民に広がったのは江戸時代からで、「長屋の花見」という落語でも明らかのように、
貧乏長屋の住民でさえ三味線や鼓を奏で、小唄をうたい酒を酌み交わす光景がみられたというから、
現在の花見の風景は、当時から変わらぬものだったようだ。


金沢では、花見時期には花のあるところ、家族づれ・恋人たちでいっぱいである。

 

金沢城の真下は花見宴会スポット
片隅では家族水入らずで
 
婦人会は、お弁当を持ち寄って

町の古老曰く、
卯辰山は「夢香山」ともいうが、一般庶民は「蓮如さんの山」と言っていました。それは、「山桜の花盛りの卯辰山にて大いに山遊びしろや!」と蓮如さんがおっしゃつたと言う伝説があり、4属旦那衆が花見をするのが兼六園で、職人・庶民がハメをはずすのが卯辰山と、明治以来、沢山の人々が「おこぶた」を持って朝から飲み歌い、物売りや食べ物屋の屋台、芸人なので、大変な賑わいだった。男衆は観音坂を下りそのまま、愛宕町の郭へ行くのが常でした。
恋人達の町・カナザワ

犀川のしだれ桜
金沢城の外堀・大手堀
 
浅野川の標準木
<鏡花の卯辰山>
泉鏡花は、卯辰山を好み作品のなかで、
「山の端に歩み出づ。唯見れば明星、松の枝長く指す北の天にきらめきて、またたき、またたき、またたきたる後、ぬぐうて取るやう白くなりて、しらじらと立つ霧のなかより麓の川見え、森の影見え、やがてわが小路ぞ見えたる。」と山上からみた金沢の風情を写している。   (泉鏡花「照葉狂言」)
卯辰山から市内を眼下に


兼六園の夜桜

花見のシーズンには市民に無料開放され多数の老若男女で賑わいます。

夕闇が金沢城にせまり
ライトアップがあたりを夢に変える。
現代的な光に浮かび上がる庭園が、幽玄という言葉を思い出させる。

 

 

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「金沢・桜物語」 

独断と偏見で選んだかってに選んだギャラリー「ベスト15」

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「金沢・サクラ日記」 3月27日~4月14日
この桜が標準木です
金沢を流れる2つの川・女川といわれる
浅野川河畔のサクラを
「おいしい店の標準木」として、
蕾から花の散っていくまでの様子を、
金沢の他の場所の風景とともに毎日レポートしています。


完筆!
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バックナンバー・★金沢ギャラリー冬
  1月14日未明から降り続けた雪は金沢では
   1mを越す15年ぶりの大雪になってしまいました。    
      14日の「静かな兼六園」と、
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  1月21日までの「のぶチャン」のまわりをレポートした
        「大雪日記」です。
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