◆甘えびピリ辛漬の美味しさ２つの秘密

１　お刺身を食べている様な新鮮さ

採れたてや生きている甘えびは固いだけで意外と甘くありません。
生きている状態よりも少し時間が経過して市場に並んだ頃がプリプリ感が出てきて甘さもピークになります。
これは死後の自己消化の過程でアミノ酸が生成されているからであり、生きている状態や新鮮な状態では含有量が少ない為とされています。
この甘えびを塩辛にすると濃厚な甘みがより一層感じられるようになります。
甘えびの持つ旨み・食感を大切にした絶妙な仕上がりとなりました。
ピリ辛の味わいと食感に一体感が生まれています。

２　塩辛の決め手は柚子からし

口に入れた時にぷりっとした食感と濃厚な甘さ・旨さが口いっぱいに広がります。
また甘えびの良さを最大限引き出す為に丁度良い大きさに揃えているので、甘さや味の濃厚さ、ぷりぷり感が味わえます。

甘えびの塩辛といえば一般的には麹を入れて作られるのが多いですが、麹の甘さが甘えびの甘さを隠してしまい、いまいち締まらない味となってしまいます。

そこで当店では、柚子こしょうを入れて味に締まりを出すことに成功しました。
しかも柚子こしょうの唐辛子は青い物ではなく、完熟させた赤い唐辛子を使った「柚子からし」を使うことによってグッとおいしさを引き出した大人の味の甘えび塩辛です。