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生あわ:おいしさの秘密

おいしさの秘密


◆生あわの美味しさ3つの秘密

1 雑穀のおいしい炊き方

雑穀ご飯をおいしく食べるポイントは、ふっくらと上手に炊き上げることです。

基本的な炊き方は白米と同じでカンタンです。

五穀、雑穀も炊く前によく洗うことが大切です。

ごみやぬかを洗い流し、適度に水分を吸わせることで、より美味しく炊くことが出来ます。

雑穀をボウルなどに入れ、水を入れて、さっとかき混ぜてから水を流します。

これを3回ほど繰り返し、30分水につけてから、ざるにあげて水気をきります。

炊飯器で炊くときは米の1割~2割の雑穀を混ぜて普通に炊きあげます。


店長のぶチャンは、もち米と粟(キビ)を混ぜていただきますので、前の日からもち米と一緒に一晩水に漬けておき、蒸し器で蒸し上げます。

本当はこの方法が一番美味しいと思いますよ。


2 沖縄の酒・泡盛のルーツは粟?

泡盛はご承知のように沖縄を代表する黒麹菌を用いた100%米こうじだけで発酵させた蒸留酒です。

14世紀の中頃から15世紀の中頃にシャム(現在のタイ国)から入った、ラオロン酒を祖とすると云われる日本最古の蒸留酒で、琉球王朝時代には中国や日本への献上品として珍重された、王府の御用酒でした。


ところがかつては粟でもつくられていました。

原料に粟を使用していた為、粟盛りと呼ばれ、

それが「泡盛」に変わったとする説があるのです。


3 「濡れ手にあわ」という言葉

本来は、濡れた手で粟をつかめば骨を折らずに沢山くっついてくることから、何の苦労もせずに上手いことをしたり、簡単に物を手に入れたりすることのたとえ表現です。
穀物のアワはなにもしなくても美味しいって事です。


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